こんにちは!Ke-Koです。
今回はレッスンテーマの残りの2つ、演技とモデルのレッスンについてお話したいと思います。
この2つはこれまでご紹介してきた歌やダンスよりも、より芸能色が強いテーマと言えますね。
この2つは筆者も全くの未経験です。未経験者の目線でご説明させていただきますね。
大事なのは言葉のキャッチボール!演技レッスン
演技レッスンでも、まず練習したのは発声です。
その後は画面越しの先生や、アシスタントのキッズと「後出し負けじゃんけん」を楽しんでやっていました。
遊び!?と思うかもしれませんが、演技の基本は、相手とのやり取り。
遊びを通して、相手の動きを観察し、いかに俊敏に相手に合わせた動きをするか、を訓練しているようでした。
この演技の準備運動は、毎回のレッスンの最初に行われました。
そしてすぐに台本を使った練習に移りました。
台本は先生が作った物語の一部を使い、喜怒哀楽の内、2つ以上の感情を盛り込んだセリフを練習していきます。
もちろん、先生やアシスタントキッズと、セリフを交わす練習もします。
その時に気を付けるべきことは、相手に言葉を投げつけるのではなく、「丁寧に届ける」という意識です。
相手の目をしっかりと見るのはもちろんのこと、相手の動きや感情に合わせることも大切です。
ここで最初の準備運動=「後出し負けじゃんけん」が生かされるのですね。
ほとんどの人が、普段の生活ではそれが自然とできているのですが、自分ではない何かを演じる場合は意識しなければできません。
私たち親のできることは、
- 演技練習の相手になる
- 演技を動画に撮る
- 一緒に舞台などを見に行く
1つ目は、当たり前のことではあるのですが、一人で練習するとモチベーションが下がります。楽しんで練習できるように相手になってあげましょう。
2つ目は、自分の演技のどこを修正したらいいのか、を客観的に見るためです。
3つ目は、テレビドラマでもいいような気もしますが、舞台の方が身振り手振りや声を大きく、ある意味大げさに表現しなければ伝わりません。
大きな演技を小さくするのは簡単なので、まずは舞台演技のプロを実際に見て、お手本にしていくのが上達する最短です。
目指す演技を学び、練習を重ね、動画で客観的に自分の演技を見ながら修正し、さらに練習を重ねる、という流れで練習を進めていくのがベストですね。
モデルウォーキングは姿勢と腕振り!ポーズは動きのコントラスト
最後のテーマはモデルです。
ベストキッズオーディションの最終審査は大きな舞台でのランウェイですので、ベストキッズオーディションの審査対策としてはメインといえるテーマです。
毎回の簡単な準備運動の後、まずは姿勢を正す練習です。
よく言われるのは頭の上から糸で吊るされているイメージで、と言われますが、子どもにそれは難しいですよね・・・
もっと具体的な練習方法を教えていただきました。
壁に頭、背中、お尻、かかとを付けて立ち、腰と壁の間に手のひら一枚入るぐらいの隙間を空ける、というものです。
よくしてしまう間違いが、背中を反りすぎて、お腹とお尻が出てしまうことですが、この壁を使う方法だと、素人の筆者でも一緒に正しく練習できました。
壁で練習して、身にしみこませて、壁なしで立つ、を何度も何度も、毎日毎日練習し、今はプリ子だけでなく、チビ太もビシッといい姿勢で立つことができます。
姿勢よく立てるようになったら、次はウォーキング時の腕振りです。
何度も言われたのが、前後同じ振り幅で腕を振る=「腕を後ろに振る」ことでした。
前に振らなくていいの!?と思うかもしれませんが、人の腕は前には自然と振ることができますが、肩より後ろに振ると、関節の動きに制限がかかるため、意識しなければ小さくなってしまうのです。
次に、足の動きです。
直線を歩くわけですが、基本は女の子は直線にかかとを合わせ、少しつま先を外向きにします。
男の子は、つま先はまっすぐで、直線を挟むように歩きます。
前に出す方の足は自然に軽くひざを曲げながら、前に出し、着地するときはひざがピンと伸びている状態です。
そのとき、支えとなる後ろの足のひざは伸ばしたままです。
チビ太はベビークラスでしたので、親もウォーキングが必須だったため、筆者も練習しましたが、これ、意外と難しいのですよね。
できるようになると、よく見る颯爽としたウォーキングができるようになります!
次にポーズです。
ポーズをとる際、必ずどちらかの足に体重を乗せ、この体重を乗せる足を入れ替える(重心移動)動きが基本となります。
プリ子はすぐに理解していましたが、チビ太はよくわからず、腰を振るようになってしまい、教えるのに苦労しました。
綺麗な姿勢 ⇒ 片足立ち ⇒ フリーの足を軽く置く
これを左右の足で何度も練習するうちに、徐々にできるようになりました。
このフリーの足の置く場所を、真ん前、斜め前、横、交差、と動かすだけで4つのバリエーションができ、これに手を頭、腰、あご、肩、髪を触る、と動かすだけで5つのバリエーションです。
これだけで20パターン!!
重心を逆足にする、手を左右反対にする、などをすればさらにパターンが増えますよね。
基本である正しい姿勢と重心移動さえできれば、そこまで難しく考える必要はないのですが、1つだけ意識すべきことが1つのポーズで3秒しっかり止まる、ということです。
どうしても、パッパと次のポーズを取りたくなりますが、3秒はピタッと静止して、しっかりとカメラを見ることが大事です。
モデルは自分自身を魅せるのではなく、着ている服や帽子、持っているアイテムなどを魅せるお仕事です。
そのため、ピタッと止まった3秒の間に、そのモノをしっかり魅せることが大切なのですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
演技もモデルも、お遊戯程度か全くの未経験の親御さんの方が多いと思います。
筆者も例外ではありませんでしたが、分かりやすいように丁寧にレッスンしてくれていました。
まずは意識の持ち方や、基本的な技術を身に着けることが大切で、それができればあとはいくらでも応用させることができることが分かっていただけましたでしょうか?
こちらの2つのテーマに関しても、課題発表がありましたので、こちらは次回にご紹介させていただきますね!
ありがとうございました。
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